急性咽頭炎は、のどの痛みや発熱を伴う一般的な疾患ですが、「うつるのか?」「入院レベルの重症になることがあるのか?」と気になる方も多いでしょう。本記事では、急性咽頭炎の原因や症状、治療法、そして予防策について詳しく解説します。

POINT
  • 急性咽頭炎はうつることがある
  • 重症化すると入院が必要な場合も
  • 原因を知って適切な予防を心がける

急性咽頭炎の主な症状

急性咽頭炎の主な症状

急性咽頭炎の主な症状は、のどの痛みと腫れです。特に飲み込むときに強い痛みを感じることが多いです。また、発熱(38℃以上になることも)や倦怠感、咳、痰、声のかすれといった症状が現れることもあります。重症化すると、高熱や呼吸困難が生じる場合もあります。

急性咽頭炎の原因・急性咽頭炎になり易い方

急性咽頭炎の原因は、主にウイルスや細菌の感染です。特に風邪やインフルエンザなどのウイルス感染が多く、細菌感染では溶連菌が関与することもあります。冬場や乾燥した環境では発症リスクが高まり、免疫力が低下している人や子ども、高齢者は注意が必要です。

急性咽頭炎の検査・診断の方法

医師の診察では、のどの赤みや腫れを確認します。溶連菌感染が疑われる場合には、迅速抗原検査を行い、10分程度で診断できます。必要に応じて、血液検査や咽頭培養検査も実施されます。

急性咽頭炎の治療方法・回復期間の目安

急性咽頭炎の治療方法・回復期間の目安

急性咽頭炎の治療は、原因によって異なります。ウイルス感染の場合は、安静と水分補給を中心に対症療法を行い、通常は1週間以内に回復します。細菌感染が原因の場合は、抗生物質を使用し、3~5日で症状が改善することが多いです。ただし、重症化し呼吸困難が生じた場合には、入院治療が必要となることもあります。

急性咽頭炎の類似症状の疾患

扁桃炎、インフルエンザ、風邪、喉頭炎などが類似の症状を伴います。

急性咽頭炎にならないための予防・日頃のケア

さいごに

急性咽頭炎は一般的な病気ですが、うつる可能性があり、重症化すると入院が必要になることもあります。日頃の予防や早めの受診が大切です。のどの痛みが強い、熱が続く場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。健康を守るために、適切な対策を心がけてください。

野田 昌生

この記事の監修

野田 昌生(のだ まさお)

  • 自治医科大学 耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科 講師
  • 耳鼻科専門医 医学博士